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Webライターの開業届はどう書く?書き方や提出方法を実例をもとに解説

Webライター

ライターとして開業したいけど、開業届ってどう書くの?

個人事業主として開業するために提出する「開業届」。

初めて書く方がほとんどですし、周りで開業する人は少ないのでわからないことが多いですよね。

私もネットで調べた情報をもとに提出したので、不安でいっぱいだったことを覚えています…。

そこでこの記事では、私が実際に提出して受理されたものを使って、開業届の書き方を解説します!

これから開業届を提出しようと思っている方は、ぜひ参考にしてください!

私が提出した開業届がこちら!

一部の個人情報は伏せていますが、こんな感じで書いて提出しました!

これは開業届の控えで、事業用口座の開設時や小規模企業共済に入るときなど「事業をしていることの証明」として必要になります。

詳しくは後述しますが、取っておくのをお忘れなく!

ここからは、ライター向けの開業届の書き方を解説しますね!

開業届の書き方

開業届の書き方を1つずつ見ていきましょう!

1:提出先・提出日

提出先は、開業する場所の管轄の税務署名を書きます。

私は自宅で開業しているので、自宅住所を管轄している税務署名を書きました。

わからない場合は、国税庁HPで住所から調べてみてください。

提出日は、開業届を提出する日付を記載します。

2:納税地

納税地は、「住所地」を選んで自宅の住所を記載しましょう。

「居所地」は、住所ではないけどよく住んでいる場所を指す言葉なので、多くの方は当てはまらないと考えて大丈夫です。

私は、自宅の住所と携帯番号を記載しました!

3:氏名・生年月日・個人番号

ご自身の名前や生年月日、個人番号(マイナンバー)を書く場所です。

4:職業・屋号

職業は、具体的にどんな業種なのかを書く必要があります。

私は「Webライター」と記載しました。

屋号が決まっていなければ、書かずに提出しても問題ありません!

私は銀行口座にライター名を入れたかったので、「ぽぽ」を屋号にしました。

屋号はいつでも変えられるので、そこまで深く考えなくてもOKです。

職業欄に書いた内容で「個人事業税」が発生するかどうか、税務署が確認します。

たとえば、同じWeb系フリーランスの仕事でも「デザイン業」は第3種事業なので、個人事業税を納めなくてはいけません。これは法定業種かどうかで決まります。

Webライターは法定業種の中にないので、個人事業税の対象にはならないことを覚えておきましょう。
(参考:東京都主税局

5:届出の区分・所得の種類

届出の区分は「開業」を選びましょう。

住所は書かなくてOKです。

所得の種類は「事業(農業)所得」を選べば問題ありません。

6:開業日

開業日は、自分がWebライターとして事業を開始した日を書きます。

7:開業・廃業に伴う届出書の提出の有無

開業届と一緒に提出する書類がある場合は「有」に◯をつけましょう。

私は節税のために青色申告特別控除を受けたかったので、青色申告承認申請書も一緒に提出するために「有」に◯をつけました。

消費税については私は当時免税事業者だったので、「無」を選択しています。

開業するときからインボイス制度に登録するなど消費税の課税事業者になる必要があるときは、「有」を選択してください。

8:事業の概要

事業の概要は、どんな事業をしているのか具体的に記載しましょう。

私が書いた内容を参考にして、Webライターの仕事を具体的に書いてみてください!

9:給与等の支払の状況

従業員を雇用するときに書く部分なので、1人で仕事するWebライターは基本的に記載しなくてOKです。

私は念のため、「合計0人」と書いておきました。

開業届の提出方法

開業届の出し方は、上記の3パターンがあります。

自分に合った方法で提出してみてください!

直接税務署に提出する

1つ目は、直接税務署に持っていく方法です。

書類の内容をその場で確認してもらって安心したい方に向いています。

控えを持っていくと、受付印を押してもらえますよ。

個人番号のチェックがあるので、マイナンバーカードの持参をお忘れなく!

私は直接税務署に持っていきました!

郵送で提出する

2つ目は、郵送で税務署に提出する方法です。

自宅近くに税務署がない場合、納税地を管轄する税務署宛に送りましょう。

郵送するときは、次の書類を同封してください。

  • 開業届の提出用と控え用(合計2枚)
  • マイナンバーカードのコピー
  • 切手を貼った返信用封筒

e-Taxで提出する

3つ目は、e-Taxを使う方法です。

基本的に24時間利用でき、オンラインで完結するので手軽に手続きできます。

でも開業届の控えはどうするの?

提出後、e-Taxのメッセージボックスに届く「データを受け付けました」というメールが受付印の代わりになります!

控えとメールを印刷したものを一緒に見せることで、開業届を出したと証明できます。

受付した旨が書かれたメールは忘れずに保管しておきましょう!

開業届の作り方

開業届の作り方は、2つのパターンがあります。

それぞれ見ていきましょう!

1:自分で作成する

まずご紹介するのは、自分で作成する方法です。

税務署に行って用紙をもらうこともできますし、国税庁HPからダウンロードすることもできます。

国税庁HPのフォーマットだと、直接パソコン上で入力してからダウンロード、印刷もできますよ。

私は国税庁のフォーマットを印刷して手書きしました!

2:開業届作成ツールで作る

開業届作成ツールを使って作る方法もあります。

「いつから事業を開始しますか?」「どんな仕事をする予定ですか?」などの質問に答えていけば自動的に開業届の書類が出来上がるので、難しいことを考えなくても良いのがメリット。

マネーフォワード クラウド開業届は登録料や利用料が無料なので、コストをかけず手軽に開業届が作れます。



当時知っていれば時間をかけて調べずに済んだと思うと、もったいないことしたなと思います…

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簡単に開業届の提出手続きを済ませたい方は、ぜひチェックしてみてください!

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まとめ

この記事では、私が実際に提出した開業届をもとに、書き方や提出方法を解説しました!

私は「手書き+税務署に持参する」というアナログな方法で開業届を作成、提出しました(笑)

ただ、開業届作成ツールやe-Taxを利用すると、もっと手軽に開業届を提出できます。

ぜひ自分に合った方法で、開業届の作成にチャレンジしてみてください!

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